秋といったら、サンマ!
というわけで、今日の夕食は、サンマ!
ごはん、3杯たべちゃいました!^^;
以下、よもやま話です。
秋の味覚と言えば、いろいろなモノが思いつくのではないでしょうか。マツタケ、秋ナス、サツマイモなどなど…。
そして、秋の魚と言えばやはりサンマですよね。
サンマは秋の味覚として、ただ美味しいだけでなく、健康に良い栄養素もたくさん含まれています。
今回は、そんな秋の味覚サンマについてご紹介したいと思います。
サンマ(秋刀魚)に含まれる栄養素
価格も安く、焼くだけでも美味しく食べることができるサンマは、古くから庶民の味覚として親しまれてきました。
同時に夏の疲れが残るこの時期にも「さんまを食べると元気になる」と栄養面でも高い評価を受けています。
では、サンマには具体的にどんな栄養素が含まれているのでしょうか。
まずは、他の青魚にも多く含まれているEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。
EPAには、血液をサラサラにし、血栓を予防する作用があります。血栓を予防することができれば、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病を予防することができます。
一方のDHAは、脳に良い栄養素として有名ですよね。DHAは脳細胞に行き渡り、脳内の細い血管にも弾力を与え、酸素や栄養素を全体に送ります。
さらに、体内の悪玉コレステロールを減らす作用もあります。
そして、もう一つの注目すべき特徴は良質なタンパク質。
サンマに含まれるアミノ酸は、体内に吸収されやすいバランスをしています。
他にも、ビタミンやカルシウム、鉄分なども豊富に含まれています。
特に精神を安定させたり、血液の循環をよくしたり、貧血を予防したりするビタミンB2は豊富で、その含有量は他の魚の3倍以上とも言われています。
眼精疲労やガン予防にも効くビタミンAも豊富です。
上記のように、サンマは美味しいだけでなく、栄養分も豊富なんですね。
サンマ(秋刀魚)と大根おろしが合う理由
サンマと言えば、大根おろしと一緒に食べるのがスタンダードですよね。でも、これにもちゃんと理由があるのです。
上記のような栄養素は、身の部分よりも血合いや内臓に多く含まれています。しかし、苦味があるので内臓が苦手な人も多いと思います。
そこで効果を発揮するのが大根おろし。
大根おろしには発ガン物質を抑える作用がありますし、苦味を抑えてもくれます。
さらに、大根おろしにはタンパク質を分解する酵素が入っているので、消化を促進すると同時にビタミンや鉄分の吸収もよくしてくれます。
大根おろしを一緒に食べるのは、きちんと理由があったんですね。
サンマ(秋刀魚)の選び方
サンマは、自宅でもグリルがあればすぐに焼くだけで調理ができるので、外食が多い人も手軽に食べることができるはずです。
サンマを選ぶときは、
・黒目の周りが透明なもの
・背中が青黒く光っているもの
・お腹がキレイな銀色で、丸く盛り上がっているもの
・身が反り返っているもの
・口先が黄色いもの
といったものを選ぶようにしましょう。
特に、サンマは脂がのっているものほど傷みやすくなっています。
基本的には買ったその日に食べるようにしましょう。
もし、食べきれなかった時は、内臓を取り除いて冷凍して保存しておくとよいでしょう。
とは言っても、できるだけ早めに食べるようにしてくださいね。
後、アレルギーを持っている方は、食べすぎないように注意してくださいね。
特に鮮度のよくないものは、健康な人が食べてもじんましんが出たり、お腹を下したりすることもあるそうです。
アレルギー体質な人やお腹を下しやすい人は、一度に食べすぎないようにしましょう。
http://www.karadakara.com/dict/recipe/season/sanma.html