はと麦の栄養成分・効果効能


はと麦(ハトムギ)というと、はと麦茶、ハトムギオイル、健康茶ブレンドの中身、美容液や、化粧品、漢方薬として有名です。これからもわかる通り、はと麦は美容・健康に良い食べ物として理解されています。穀物として、そのまま食べるというのは、比較的まだなじみがないようですが、現在じわじわと、はと麦を穀物として食べる傾向が、健康美容志向の女性を中心に広まってきています。

*写真は、2018年9月16日に富山県のはと麦畑で私が撮影しました。

そもそも、はと麦って遺伝的には、どのような穀物なのでしょう?

はと麦(ハトムギ)と書くので、「麦」かなと思われることが多いはと麦ですが、「イネ科」なのです。「イネ科のジュズダマ科」。植物的にみると、トウモロコシに近い穀物です。
麦というと、小麦や大麦で、パンや麺、麦ごはんに使われ食物繊維の多いことで有名です。しかし、はと麦は食物繊維は白米に比べれば多くありますが、他の麦よりかは少ないです。むしろ特徴的なのは、タンパク質、アミノ酸、ビタミンB、鉄などが多いのです。特にタンパク質が多いので、アミノ酸バランスに富んでいます。

タンパク質は、白米の5.3倍。食物繊維は、白米の2倍含有しています。

はと麦の食べた感想・食感は?

はと麦ごはん、はと麦サラダ、はと麦スープ、冷製スープ、ぜんざいなどで美味しく食べることができます。基本、茹でて食べる穀物です。30分水に浸漬し、15分茹でると、食べることができます。茹でると、はと麦は、大きさが2~3倍の大きさに膨れ上がります。はと麦は糯系(もち系)の穀物なので、食感はもちもちしています。正確に表現するなら、「ムチムチした、ぷにぷにした」食感です。「グミ」のような感覚に近いです。味わいは、グミのようなモチを食べている感じです。
ちなみに、はと麦商品は、サイズ別に大中小と分類されことが多いです。大サイズのはと麦は、かなり食べにくいと思われます。中小サイズは食べやすいのでお勧めです。特に中サイズが食べやすいですね。

健康美容食品の「はと麦」、薬局やドラッグストアで美肌・シミ・イボ取りの薬や漢方薬の「ヨクイニン」、、、実は2つは、まったく同じものなのです。写真にある黒い穀物は、「はと麦」ですが、この黒い殻を精麦すると、食べれるはと麦=ヨクイニンになります。黒い殻のままはヨクイニンとはいいません。

 

はと麦の栄養

はと麦=ヨクイニンの栄養成分。50%はデンプン、18%がタンパク質、32%が脂質、食物繊維、ミネラル、鉄、ビタミンBなどです。
タンパク質は、玄米の2倍。脂質は、1.8倍、鉄も2倍以上あります。ビタミンB1だけは玄米のほうが上になります。

はと麦の効果効能。

(美白、シミ・イボ取り)
不飽和脂肪酸の「コイクセノライド」や「有機ゲルマニウム」など、お肌の新陳代謝、ターンオーバーを促す成分が含まれていることがわかっています。コイクセラノイドは角質の代謝を活性化させています。有機ゲルマニウムは酸素を細胞に運ぶ運ぶ働きをしてお肌の新陳代謝を促進しています。

そして、はと麦に含まれる良質なアミノ酸のグルタミン酸、ロイシン、チロシン、バリンが血流やリンパの流れを活性化させてくれています。

はと麦には、メラニン生成阻害する働きはないですが、お肌の新陳代謝ターンオーバーを促進、お肌のコンディションを整える効果があります。

はと麦特有の成分に、コイクセラノイドがあります。腫瘍抑制作用がわかっており、肌荒れだけでなく、シミ、イボ、ボツボツ、などのお肌の予防や修復に良いとされています。

(便秘・むくみ)
はと麦の栄養成分のカリウムや食物繊維が、利尿薬のような働きをして、体内の老廃物を排出するデトックス効果が期待されています。

昔から、民間療法で、はと麦を食べて尿の排出や便秘対策をしていたそうです。

【はと麦を食べてはいけない人】
漢方薬的には、はと麦は体を冷やす作用があります。だから、妊娠中の人、冷え性の人、乳幼児の方は、食べないように気をつけてください。

【美肌効果によい食べ合わせ】

はと麦、トマト、枝豆。

 

以上、はと麦のお肌に良い理由でした!

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