卒業制度

ちょっと雑談。

ある趣味のサークルがあるとします。そこの問題は高齢化。
もともとは皆、若かったのに、何年も何十年も楽しんでいたら若いサークルが年寄りだけのサークルになっていた。
主宰者もサークルメンバーも、その問題を何年も何十年も前から知っていたが、対処できなかった。

サークル(組織)が、高齢化してしまった原因は?
別のあるサークルがあるとします。
そこは、新陳代謝が適度に行われていて、常に若いサークルメンバーばかりで、とてもフレッシュです。

サークル(組織)が、若い原因は?
私、この問題をずっと考えていまして、最近やっと答えが出ました。

卒業制度が、あるか、ないか。
若いメンバーばかりのサークルは、ある程度の年齢になると自然と卒業していきます。
常にいつかはやめる、という意識をもってやっています。
なぜ、楽しいのにやめるのか?理由は、若くないから。見栄えが落ちる。人気が落ちる。からでしょう。
すごく典型的な例は、AKBの卒業制度。
人気も実力もあるのに、22,23で卒業する人が多い。決して30まではやらない。
自ら、または空気を読んでやめていきます。
そして、それはサークルに加入した時からわかっていることです。いつかはやめると。

個々人としては、とてもつらいことだけど、サークル(組織)としては、とても良いシステム(制度)。

だなと感じます。

一方、卒業制度がなく、永遠に死ぬまでサークルメンバーとして楽しく参加できるサークルの場合。
当然、高齢化が加速されます。参加している本人たちは、楽しいと思っています。
しかし、外から見れば、全然かっこよくなく、ダサい。
ダサいサークルには、人は集まらないし、若いメンバーは当然来ない。若いからいい、年寄りだからダメという話ではなく、現実として。

どんなサークル(組織)でも、AKBほど厳しくないにせよ、ある程度の卒業制度は必要かな~と思っています。
サークルの活性化のためには。

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